加藤雅己 Yoshiki Kato
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プロフィール補足
 1906年 北西ドイツのリップシュタットに生まれる。8歳からピアノをはじめ、10歳で演奏会をするに至った。’22年大ピアニスト エドウィン・フッシャーに見い出され、この”天才少年”をベルリンに招き、自ら指導にあたる。以後二人の信頼関係はフィッシャーの死まで続いた。
 当時ベルリンはフルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、シュトラウス、ヒュンデミット、シュナ−ベル、フィッシャー、ブッシュ、クーレンカンプ等々、大音楽家をようするヨーロッパ最大の音楽都市であった。その中で演奏活動をするハンゼンは後にフルトヴェングラー、メンゲルベルグ、シュトラウス、ベーム、カラヤン等と演奏会や録音(残念ながらそのほとんどは戦争で焼失してしまった)を重ねる。
 またフィッシャーのアシスタントとして、ベルリン高等音楽院で教鞭をとる。彼は主としてテクニックの解明という点に教える際の困難さと重要性を見出していった。彼が心から信じた20年代の演奏家が達した高い水準を保つため、生徒にそれを習得させるため、注意を自分自身に向けた。
 自分の得ている自在さを分析的、意識的に眺める方向である。 
 ハンゼンの演奏は不安感とは無縁である。肯定的であり、楽観的ですらある。
 作品が彼に語りかける美しさから、又ベルリン時代に体験した演奏の美しさから受けた感動を深く信じた。戦後4度の来日を含む演奏活動の他、ハンブルグ、リューベックの高等音楽院で教鞭をとる。またヘンレ版ベートーヴェン集の編集に携わる。ハンゼンが出会った難問は精神と肉体という非常に古い問題であったとも言える。この互いに優位を主張しようとする命題を結びつけようと、精神の肉体化、肉体の精神化という文句が持ち出される。しかしこれを体得するのは実に難しいことである。各演奏家がこの難問の前に身を投げ出す事しかできないのである。コンラートハンゼンはこの困難に耐えようとする一個の強靭な肉体である。
 −重松正大氏、コンラート・ハンゼン プロフィールより引用ー
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コンラート・ハンゼン CD情報
・Conrad Hansen spielt Beethoven und Brahms(日本で買えます)
☆CD1 ベートーヴェン ピアノコンツェルト5番、ピアノソナタ5番、32番
☆CD2 ブラームス ピアノ五重奏曲作品25、ピアノソナタ3番、インテルメッツォ
Aスクリャービン”左手の為のノクターン”(♪をクリックで曲が流れます
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  ”ベルゲドルフ・ツァイトゥング” 1992年11月11日 15面
           デビュー成功  ー注目に値する才能ー
  若き日本人ピアニスト、加藤雅己がラインベック城で将来を期待されるデビューを果たした。
  この演奏会は満員で加藤はまさに拍手の嵐で祝福を受けた。−略ー
  ラインベック城での演奏はその才能が注目すべきものであることを示した。
  モーツァルト”幻想曲ニ短曲” ”ソナタへ長調K332”では音楽の持って行き方にたいへん好感が持たれた。各楽章の意味関連を明瞭に浮き彫りにした。−略ー
  バッハ=ブゾーニの”シャコンヌ”では、その注目される力量を遺憾なく発揮した。このテクニック的にたいへんな難曲を彼はペダルをうまく多用しながら大熱演した。
  彼は明らかに、自分でもロマン派作品のほうが肌に合っていると感じている。リストの”バラード2番”を力強くテンペラメントたっぷりに、みごとに弾いてのけた。ショパンの3曲では、加藤は夢見るような雰囲気から雷鳴のような音響の瀧に至るまで美しい音で多様にニュアンスを引き分けてみせた。
  まさに、満場の聴衆からの割れんばかりの拍手にふさわしい演奏会であった。
 
  すてきな男のすてきなお話
  −いい男のナゾにひかれてー   中山みどり著
                       碧天舎 ¥1,300
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受験科  :音大・音高受験生を対象にピアノはもとより楽典・聴音・ソルフェージュなど演奏に結びつけながら総合的に指導します。 
  
演奏科  :主に音大卒業生を対象により音楽的、芸術的演奏を 目指す方へ、高度な表現法のための体、腕、指の使い方を指導していきます。
  
室内楽科 :ピアノをはじめ、管弦楽器・声楽のアンサンブルのレッス ンを行います。
  
伴奏科  :20年以上にわたる合唱ピアニストの経験から、実践的な伴奏法を指導します。  特に合唱伴奏は合唱団とのアンサンブルのため出張レッ スンも行います。
 
普通科  :ピアノを通して楽しみながら、音楽・芸術の深さに触れ、豊かな感性を育てます。大人の方を対象に易しくわかりやすいピアノ指導も行っています。

.以上.師匠であるコンラート・ハンゼン教授、重松正大氏の指導に基づき、独自のレッスンを行っています。
  
入室申し込み・お問い合わせ
音楽塾 「クラング」
都営新宿線一之江駅より徒歩3分
TEL :03−5662−2530
FAX :03−5659−4732
〜ラ・プリュベルジョイントコンサート〜  
 5年前に結成された、尚美学園短期大学(当時はまだ 短大でした。)を卒業した5人です。ご存知の通り、音大のレベルとしては、決して高くありません。むしろかなり低いと言った方がよいでしょう。
 入学当初、ブルグミューラーもまともに弾けなかった彼女達です。ピアノ科の先生方にも、”どうせここの   学生たちに・・・”という考え方が多かったようです。
 しかし、あきらめず根気よく、正しく指導をしていけばこのようにコンサートを開いていくことができるのです。
もちろん指導だけではなく、彼女達自身の努力も並々ならぬものがあります。
音楽とは関係のない仕事をしている人もいます。普段なかなか練習ができない状況の中、数ヶ月レッスンに来れない時もありました。しかし、あきらめず続けている彼女達には拍手を送りたいと思います。

鈴木康夫氏指揮江戸川混声合唱団との共演
 その他、多数の合唱団が出演しますが、いかに鈴木氏が正しい合唱指導をしているかが、よくわかると思います。合唱とは、指揮者、合唱団、ピアニストのアンサン ブルであるということを、よく聴き取って頂けると思います。

鈴木康夫
声楽家、合唱指揮者。声の寺小屋 無問塾塾長。
また、ロックシンガー布袋寅泰、歌手今井美樹さんのボイスト レーナー。
ホームページhttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/1417/top.html















第4回リサイタルを終えて・・・

 既に10月に入り、6月26日のリサイタルははるか昔のような気がします。
9月に入ってようやく冷静に振り返ることができるようになり、やっとまとめる事ができました。

まずははじめての奏楽堂。とても雰囲気のある建物で、収容人数の割には小さく感じられました。その分、聴きに来てくださった方々より、文化会館よりも身近に感じ、臨場感があったとの声が多数聞かれました。

まずはベートーヴェン。

1曲目ということもあり、とにかく今課題としている腰から指先へのつながりのことだけを意識して弾きはじめました。
途中で招かざる客(小指の先ほどもあるハエ)が1ぴき飛んできて、私の頭の周りを旋回していることに気付きました。
気をとられまいと無視して引き続けていましたが、何と2楽章の初めで、左の甲の上に着陸してきたのです。
前の方に座っていた人には見えたそうですが、「見てはいけない!」と思い、即座に目を閉じました。珍客にまどわされたこと、左のペダルのかかり具合が途中で変わったことで、次のシューベルトはいつもの自分でなかったことが反省点ですね〜。

休憩ではひたすらブラームス、ブラームスと念仏のように唱えていました。
「今日はこのブラームスに賭けているんだ!!。この曲の為に今までやってきたんだ!!」と鏡にうつる自分に言い続けていました。

ブザーがなり、ブラームススタート。

1楽章出だし思ったとおりにいった気がする・・・
進むにつれて何だか気持ちがいい!
まったく恐さはない・・
不安もない・・
上出来だ!

2楽章も気持ちよくはじめられた。ン!
またヤツが来た!今度は右手に着陸しやがった!
目をつむって完全無視!
今回は対して気を取られず、引き続けることができた。(これも馴れか?)

2楽章、3楽章と終わり、残りは一番好きな4楽章。前半に3ページほど繰り返しがある。そこまで来た時、ふとカザルスの言葉を思い出した。「繰り返しは、もし1回目うまくいったら神に感謝して先に行ってしまいなさい」
一瞬迷ったが巨匠の言うとおりに先にいかせてもらった。

後半もほぼ思い通りに弾け、あとコーダを含めた2ページ余り・・・おぅ!
瞬間何が起こったか自分にもわからず、一番よく弾けていた場所で2小節とばしてしまった!くやしい!!!

すぐに次に入って傷を広げずに済んだけど、最後のコーダは頭の中くやしさでいっぱいでした。

一曲を完璧に弾ききることはなかなか難しいことですね〜。

もちろん完璧な演奏はあり得ない。けれど常に今の自分にとっての完璧を目指して進化し続けたい。自分で「もうこれまでだ」という線は絶対に引かない。次回また少し進化した加藤雅己を聴いていただきたいですね〜。




































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